「最高の1枚」撮影会

この企画は、写真に対する一人の女性の思いから始まりました。「自分がいなくなった後、家族に見られる写真は、自分にとっても、家族にとっても、私の人生を表しているような、私らしい写真のほうがいい。そういう写真を残しておきたい」スマホで簡単にきれいな写真が撮影できる時代ですが、きちんとおしゃれをした自分の写真はなかなかないものです。あなたらしく美しい写真はご自身だけでなく、きっとご家族にも喜んでいただけるものになります。

また、私の祖母は昨年春に天寿を全うしました。100歳でした。
亡くなってすぐに母と写真を探しますが「これは良い顔だけど、髪がぼさぼさだね・・・」「これはお洋服が・・・」となかなか良いものが見つかりません。祖母はもともと身なりを整えておくことを気にする人でしたので、髪がぼさぼさであったり、家着での写真を残すのは本人が嫌がるだろうというのもありました。さらに祖母には「これを棺に入れてほしい」とずっと言っていたお気に入りの緑色の着物がありました。「棺に入れる」という希望はかなえてあげられましたが、母と私は「元気な時に、あの着物を着て写真を撮っておけばよかったね」と後悔しました。

お気に入りのお洋服や大切なお着物をお召しになって、今の「最高の1枚」を写真に残しておきませんか？